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060914 from baeikakkei / T.M on Vimeo.

マツシロオルタナティブ 2014 AVEC
松田朕佳・川合朋郎
2014 8月3日(日) – 9月30日(火)
開館時間 9:00-5:00 / 休館日 木曜日(祝日開館)
於 : 池田満寿夫美術館

2014 8月3日(日) 17:00~
オープニングケータリングパーティー + 松田朕佳 パフォーマンス 「色を塗った足の裏の上に立っている人」
+ 作家による作品紹介説明
安達浩平氏主催 ロジェ・ア・ターブルによる料理とフラットバー販売提供によるソフトドリンク
会費お一人¥1,500
同期プロジェクト : オブセオルタナティブ

 池田満寿夫美術館ロビー・中庭にて、池田満寿夫美術館及び松代と云う場所を動機とし探求する美術家による作品展示展開をマツシロオルタナティブと名付け、美術家 松田朕佳 (1983~)・画家 川合朋郎 (1976~)両氏新作によって当美術館企画展と併行開催します。
 場所の解釈を作家たちが試行するトポスプロジェクトとして発想され、美術の社会的互恵性と機能をあたらしく構築継続する二度目の企画展となります。
 2014年はおぶせミュージアム中島千波館木造館でのオブセオルタナティブ(秋開催予定)と相対させ、相互照応する共同体における美術館機能拡張の試論、あるいは美術家の多様性を変容試行するかたちと受けとめていただければ幸いです。

 松田朕佳(1983~)は、素材や手法を限定させず、内外のアーティスト・レジデンスに参加しながら、場所や社会状況に柔軟に照応させ観客のレスポンスを含め示す特異なインスタレーションやパフォーマンスを感応的仕草で詩的に表出する希有な仕事を継続しており、今回は中庭にてのインスタレーションとパフォーマンスを展開します。同時に梅田版画工房主催の梅田明雄氏製版印刷による限定部数リトグラフ作品をこのプロジェクトのために制作販売します。

 川合朋郎(1976~)は、2012-2013に、小布施町町立図書館 まちとしょテラソにて、公的環境の時空と共に「鑑賞」が成熟する、ある種奇跡的な個展を開催しました。静岡県三島のアトリエで、寓話的あるいは黙示的、もしくは前物語的な「はじまり」を示唆する絵画を描く類をみない作品制作をおこなっている画家です。事前にリサーチしたロビー壁面を新作展示設計展開を予定しています。まちとしょテラソでの梅田版画工房での限定部数リトグラフ作品の展示販売も行います。

 今回も昨年に引き続き池田満寿夫美術館友の会の協賛をいただき、そこから作家各位に交通費が支給されますが、遠路よりの搬入搬出など制作以外でかなり負担が大きくなる為、美術館常設のミュージアムショップにて各作家の作品を期間中設置販売し、その収益にて少しでも作家負担を減らすことを美術館側に許諾していただきました。ありがとうございました。ご高覧いただく方々も是非作家たちの作品購入をご検討いただき、作家と場所の継続的活性のご協力と共に克明な記憶を持ち帰って楽しまれることを切望します。

 文責・計画者 / 町田哲也 (トポス統括・藝術と思想)

シンポジウム
8/3 日曜日 14:00~
「藝術の場所と技法の互恵」
進行
松本直樹(美術家・批評)

080314 進行骨子(構築:松本直樹)>> PDF

パネリスト
松田朕佳(参画アーティスト)
川合朋郎(参画画家)
桐原由枝(石けん作家)
ごとうなみ(美術家)
吉村正美(版画家)
結城愛(美術家)
納和也(クリエイター)
梅田明雄(梅田版画工房)
モリヤコージ(FLATFIE)
町田哲也(トポス企画・藝術と思想)

限定制作リトグラフ
松田朕佳リトグラフ(展示販売)概説 8/3,8/30
川合朋郎リトグラフ(販売販売)概説 8/3,8/30
梅田明雄(梅田版画工房)
モリヤコージ(FLATFILE)

sipport

協賛
池田満寿夫美術館「友の会」
協力
安達浩平(ロジェ・ア・ターブル)
フラットバー
梅田明雄(梅田版画工房)
モリヤコージ(FLATFILE)
トポス
企画
町田哲也(トポス・藝術と思想)